水引草雨焦がれつつ色褪せぬ

水引草雨焦がれつつ色褪せぬ” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───

    秋のはじめ、細き茎を揺らす水引草が、しとどに濡れながらも紅の粒を保つさまが目に見ゆ。「雨焦がれつつ」とは、日照りを恋いながら雨に打たれる心地を思わせ、草の小さき命に静かな忍耐を感じさせる。「色褪せぬ」の結びが、一途に季を生きる花の気概をそっと残す。もし「雨を恋ひつつ」とすれば、七音を守りつつ趣きさらに深まろう。

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