─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「ただ前へ語る」の語に力あり。蜻蛉の一直線に進むさまを、人の歩みに寄り添う並走者として映し出した趣きが見ゆ。季語としての「蜻蛉」は秋を告げる象徴にして、澄んだ空気とともに生命の軽やかさを伝える。句全体は端正に整えられ、軽みの感覚が漂うが、結句にやや説明の調子が残るため、余情を広げる余地あり。「ただ前へ蜻蛉とわれの影並ぶ」と改めれば、影を添えて静かな余韻を残そう。
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「ただ前へ語る」の語に力あり。蜻蛉の一直線に進むさまを、人の歩みに寄り添う並走者として映し出した趣きが見ゆ。季語としての「蜻蛉」は秋を告げる象徴にして、澄んだ空気とともに生命の軽やかさを伝える。句全体は端正に整えられ、軽みの感覚が漂うが、結句にやや説明の調子が残るため、余情を広げる余地あり。「ただ前へ蜻蛉とわれの影並ぶ」と改めれば、影を添えて静かな余韻を残そう。