─── ✦ 評 点:88点 ✦ ───
「職安へ」と始める句の冒頭には現代の俗がある。そこから「齢白秋」と続き、人生の晩年を自覚する心が淡く滲む。「枯野なり」と静かに結ぶことで、俗の世界から自然へと視線が移ろい、自己を超える無常観が現れる。ただし「職安」という現代語の即物性が強く、俳諧的な余白をやや削ぐ。写生よりも思想の句であり、構成の妙よりも対比の意志が前に出ている。現代俳句としての誠実さは光るが、古典的均衡という点では揺らぎを残す。
たしでれです。(職安へ)を糧さがし、がよかったかなぁ?
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「職安へ」と始める句の冒頭には現代の俗がある。そこから「齢白秋」と続き、人生の晩年を自覚する心が淡く滲む。「枯野なり」と静かに結ぶことで、俗の世界から自然へと視線が移ろい、自己を超える無常観が現れる。ただし「職安」という現代語の即物性が強く、俳諧的な余白をやや削ぐ。写生よりも思想の句であり、構成の妙よりも対比の意志が前に出ている。現代俳句としての誠実さは光るが、古典的均衡という点では揺らぎを残す。
たしでれです。(職安へ)を糧さがし、がよかったかなぁ?