蟋蟀や音の便りは闇に消え

蟋蟀や音の便りは闇に消え” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:96点 ✦ ───

    「蟋蟀や」にて、秋の夜長に響く虫の声をしっかり立てる。「音の便りは闇に消え」と結ぶ下句が、儚さと永遠を同時に感じさせる構成。音が闇に溶けるさまは、まるで生の終息にも似た静けさであり、聴覚と心象が溶け合う。写生でありながら哲理を含み、闇の深さが句の奥行きを支えている。語りすぎず、余白の美がきわめて上品。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です