─── ✦ 評 点:82点 ✦ ───
蜜柑を剥いたあとの「残り香」が「両の手」に残り、家族の集う「団欒時」を包んでいる情景が、ぬくもりをもって浮かんでくるのう。視覚ではなく香りに焦点を当てたことで、室内の空気や人の近さが自然に伝わる。特別な会話はなくとも、手に残る匂いが心を満たしているところが、庶民の冬らしくいじらしい。ただし感情の方向はやや素直で、深まりきる前に収まっている印象もありましょう。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
俳号(ペンネーム) ※
メールアドレス ※
Δ
─── ✦ 評 点:82点 ✦ ───
蜜柑を剥いたあとの「残り香」が「両の手」に残り、家族の集う「団欒時」を包んでいる情景が、ぬくもりをもって浮かんでくるのう。視覚ではなく香りに焦点を当てたことで、室内の空気や人の近さが自然に伝わる。特別な会話はなくとも、手に残る匂いが心を満たしているところが、庶民の冬らしくいじらしい。ただし感情の方向はやや素直で、深まりきる前に収まっている印象もありましょう。