─── ✦ 評 点:78点 ✦ ───
「ザクザクと」と擬音を冒頭に据え、霜柱を踏む感触を率直に伝える一句なり。学校へ向かう道という日常の場面が、冬の朝の冷えと結びつき、足元の感覚を通して季節が立ち上がる。やや直線的な叙述ながら、その素朴さが却って子どもの歩調や息遣いを感じさせる。霜柱という季語は確かに機能しており、登校の風景に寒さの実感を与える。ただし描写は平明に留まり、もう一層の余白があれば印象は深まろう。生活の中の冬を正直に写した一句と見ゆ。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
俳号(ペンネーム) ※
メールアドレス ※
Δ
─── ✦ 評 点:78点 ✦ ───
「ザクザクと」と擬音を冒頭に据え、霜柱を踏む感触を率直に伝える一句なり。学校へ向かう道という日常の場面が、冬の朝の冷えと結びつき、足元の感覚を通して季節が立ち上がる。やや直線的な叙述ながら、その素朴さが却って子どもの歩調や息遣いを感じさせる。霜柱という季語は確かに機能しており、登校の風景に寒さの実感を与える。ただし描写は平明に留まり、もう一層の余白があれば印象は深まろう。生活の中の冬を正直に写した一句と見ゆ。