─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
「吾子の手のもちほど」という具体が、金柑の小ささと愛おしさを鮮やかに伝えておる。掌に収まる実の温もりと、子の手の柔らかさが重なり、冬の果実が一気に人情の側へ寄ってくる。食べ物でありながら、量ではなく大きさに目を向けたところに、暮らしの中の慈しみがある。説明を要さず、景と感情が自然に結びついており、なんともいじらしい一句でありましょう。
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─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
「吾子の手のもちほど」という具体が、金柑の小ささと愛おしさを鮮やかに伝えておる。掌に収まる実の温もりと、子の手の柔らかさが重なり、冬の果実が一気に人情の側へ寄ってくる。食べ物でありながら、量ではなく大きさに目を向けたところに、暮らしの中の慈しみがある。説明を要さず、景と感情が自然に結びついており、なんともいじらしい一句でありましょう。