─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
闇の中に「鏡餅」を浮かび上がらせ、「小宇宙」と見立てた着想が鮮やかである。正月の静まり返った室内に、白き円がほのかに光を帯び、無限を宿すさまが描かれる。大宇宙を語らず、あくまで卓上の餅に収斂させたことで、視線は内へ内へと沈む。近景に丸みを据え、背景を闇に委ねた構図は、黒漆の上に白磁を置くがごとし。祝祭の奥にある静謐をよく湛う。
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─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
闇の中に「鏡餅」を浮かび上がらせ、「小宇宙」と見立てた着想が鮮やかである。正月の静まり返った室内に、白き円がほのかに光を帯び、無限を宿すさまが描かれる。大宇宙を語らず、あくまで卓上の餅に収斂させたことで、視線は内へ内へと沈む。近景に丸みを据え、背景を闇に委ねた構図は、黒漆の上に白磁を置くがごとし。祝祭の奥にある静謐をよく湛う。