─── ✦ 評 点:88点 ✦ ───
「木場橋や」と地名を据え、都市の記憶を呼び起こしつつ、「江戸の運河か」と過去へ視線を滑らせる。その末に「梅一つ」と小さく結ぶことで、時代の重なりが一句に凝縮される。花は一輪のみだが、江戸と今をつなぐ象徴として十分に働く。大きな説明を避け、場所と花だけで時間の奥行きを示した手際は確かで、静かな歴史感覚を宿す一句と見ゆ。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
俳号(ペンネーム) ※
メールアドレス ※
Δ
─── ✦ 評 点:88点 ✦ ───
「木場橋や」と地名を据え、都市の記憶を呼び起こしつつ、「江戸の運河か」と過去へ視線を滑らせる。その末に「梅一つ」と小さく結ぶことで、時代の重なりが一句に凝縮される。花は一輪のみだが、江戸と今をつなぐ象徴として十分に働く。大きな説明を避け、場所と花だけで時間の奥行きを示した手際は確かで、静かな歴史感覚を宿す一句と見ゆ。