─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
霧を「花」と見立て、そっと抱くという所作に、繊細な感覚が表れておる。触れた途端に雫となって散る、その儚さが、手の動きとともに伝わってくる。冬の朝の湿った空気や、指先の冷たさまで想像され、感覚が一つにまとまっている。ただ比喩がやや前に出る分、生活感は薄れるが、詩的な余韻は十分に残る。静かな情を湛えた、完成度の高い一句でありましょう。
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─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
霧を「花」と見立て、そっと抱くという所作に、繊細な感覚が表れておる。触れた途端に雫となって散る、その儚さが、手の動きとともに伝わってくる。冬の朝の湿った空気や、指先の冷たさまで想像され、感覚が一つにまとまっている。ただ比喩がやや前に出る分、生活感は薄れるが、詩的な余韻は十分に残る。静かな情を湛えた、完成度の高い一句でありましょう。