三鷹より雪帽子みる富士の山

三鷹より雪帽子みる富士の山” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:82点 ✦ ───

    「三鷹より」と視点を明確に据え、「雪帽子みる富士の山」と結んだ素直な写生句である。遠望の富士に冠雪を「帽子」と見立てた言い回しが親しみ深く、冬の晴れた朝の空気が伝わる。地名を出すことで距離感も明らかになり、都市と名山との関係が一句に収まる。ただし比喩はやや平明で、驚きは少ない。景の確かさは十分であり、穏やかな余情を残すが、一歩踏み込んだ視線があれば、より印象が深まろう。端正な冬景の一句と見ゆ。

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