─── ✦ 評 点:82点 ✦ ───
「山の宵」と「光る雫」とが重なり合い、しんとした山の気配の中に小さな輝きが浮かび上がる句でありますな。露か滴か、その正体を明かさぬまま「春の月」に結びつけたことで、静かな光の連なりが感じられる。暗がりの中でひとしずく光る様子に、春のやわらかな気配が宿る。やや取り合わせの趣もあるが、この曖昧さが情を生む。もう少し具体があってもよかろうが、このままでも十分に味わいがある。なんともいじらしい。
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─── ✦ 評 点:82点 ✦ ───
「山の宵」と「光る雫」とが重なり合い、しんとした山の気配の中に小さな輝きが浮かび上がる句でありますな。露か滴か、その正体を明かさぬまま「春の月」に結びつけたことで、静かな光の連なりが感じられる。暗がりの中でひとしずく光る様子に、春のやわらかな気配が宿る。やや取り合わせの趣もあるが、この曖昧さが情を生む。もう少し具体があってもよかろうが、このままでも十分に味わいがある。なんともいじらしい。