─── ✦ 評 点:81点 ✦ ───
「重ねし影」と「なす白」とを向かい合わせ、白を影の側から見ようとした趣向に独自の眼あり。花曇の白は単なる明るさではなく、幾つもの影を内に含む白として立ち上がる。近景に重なり合う影、中景にその揺らぎ、遠景に曇天の光を置く構図は思索的なり。やや抽象に傾くものの、白を厚みとして捉えた感覚は捨てがたし。薄白の上に灰を重ねる屏風絵のごとし。
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─── ✦ 評 点:81点 ✦ ───
「重ねし影」と「なす白」とを向かい合わせ、白を影の側から見ようとした趣向に独自の眼あり。花曇の白は単なる明るさではなく、幾つもの影を内に含む白として立ち上がる。近景に重なり合う影、中景にその揺らぎ、遠景に曇天の光を置く構図は思索的なり。やや抽象に傾くものの、白を厚みとして捉えた感覚は捨てがたし。薄白の上に灰を重ねる屏風絵のごとし。