─── ✦ 評 点:79点 ✦ ───
「傘立てを抜かれた」といふ日常の一瞬を、「つぼみ雨に咲く」へとつなげたる構成に、生活と自然との交差が見ゆ。雨の中でふくらむつぼみと、空になった傘立ての寂しさとが微妙に響き合ふ。ただ両者の関係がやや曖昧にして、景の焦点がぼやけるきらひあり。「傘立ての空やつぼみの雨に咲く」とすれば明確ならん。生活の隙間に季を見出したる一句と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:79点 ✦ ───
「傘立てを抜かれた」といふ日常の一瞬を、「つぼみ雨に咲く」へとつなげたる構成に、生活と自然との交差が見ゆ。雨の中でふくらむつぼみと、空になった傘立ての寂しさとが微妙に響き合ふ。ただ両者の関係がやや曖昧にして、景の焦点がぼやけるきらひあり。「傘立ての空やつぼみの雨に咲く」とすれば明確ならん。生活の隙間に季を見出したる一句と見ゆ。