赤富士や東雲伴に月望む

赤富士や東雲伴に月望む” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:91点 ✦ ───

    「赤富士や」と置いた瞬間、景は大きく開け、夜明け前の紅が山肌に滲む。空は東雲の淡き光を纏い、そこへ「月望む」と続けたことで、時間が朝へ傾きながらもまだ夜の余韻を残す、移ろいの瞬間を捉えている。赤・薄紫・銀白――三色の対比が、屏風絵の重ね描きのように奥行きを生み、富士を中心に天と地が響き合う。写生でありながら神秘の気配を含み、静謐と荘厳が交差する余情深き一句なり。

この俳句にコメントする

感想や気づきなど、コメントをお寄せください。

ご指摘の際も、作者の励みや学びとなるよう、やさしい言葉でお願いいたします。

コメントは、読者それぞれのひとつの感想として、お楽しみください。