冬霧や光の骨のうすら立つ

冬霧や光の骨のうすら立つ” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───

    冬霧の厚みの中に、光が細い筋となって立ちのぼるさまを「骨」と捉えた感性が鋭い。霧がひとところに留まらず、層を重ねてゆるやかに動くため、光は輪郭を保てず、しかし確かにそこに直立する筋をつくる。白と灰の微細な段を背景として、その細い光の柱が浮き沈みする様子は、まるで和紙に透過する光が繊維の奥で微妙にゆらぐようである。「うすら立つ」とした言い回しが、見えそうで見えぬものの気配を描き、霧と光の境を曖昧にしつつ、冬の空気の冷たさを深くたたえる一句なり。

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