─── ✦ 評 点:85点 ✦ ───
凍る種を前に「目を瞑りつつ春を待つ」とした構成に、時間へのまなざしがある。凍結は死ではなく、眠りであるという感覚が、静かな希望として句に流れる。動きを止めた種と、人の心の内側とが重なり、冬の忍耐が描かれる。景は象徴的で、具体性は抑えられているが、その分、読む者の経験に寄り添う余地が広い。冬の底にある未来を、言葉少なく示した構えに、しをりの情あり。
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─── ✦ 評 点:85点 ✦ ───
凍る種を前に「目を瞑りつつ春を待つ」とした構成に、時間へのまなざしがある。凍結は死ではなく、眠りであるという感覚が、静かな希望として句に流れる。動きを止めた種と、人の心の内側とが重なり、冬の忍耐が描かれる。景は象徴的で、具体性は抑えられているが、その分、読む者の経験に寄り添う余地が広い。冬の底にある未来を、言葉少なく示した構えに、しをりの情あり。